ES(従業員満足度)とは?

ひよっこ人事コンサルタント

2009年02月19日 19:06

業績が伸びている会社、社員が生き生きと働く会社に共通しているのは、その組織で働く従業員の満足度が高い、ということではないでしょうか。

従業員満足度のことを、「ES(Employee Satisfaction)」と呼びます。
その組織内で働く社員の満足度の高さが、社員の定着率向上につながり、個々が主体性を発揮することになり、結果、高いパフォーマンスを発揮する社員が増え、企業の業績向上につながる、という考え方です。

企業は顧客(CS)に満足してもらうことがすべてだ、と言われていますが、その顧客と最前線で接するのは、現場の社員であるわけであり、その社員の満足度が低い状態であれば、顧客に対しても満足度の高いサービスを提供することはできません。

商品・サービス、販売手法・マーケティングでの差別化がますます困難になってきている現在では、企業を差別化するものは、「人」以外にありません。「人」、すなわち、自社の社員が企業の競争優位性を決める時代になっているのです。

次回は、ES(従業員満足度)を向上させるための8つの条件を挙げてみたいと思います。

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